笑の大学

30日、いよいよ公開となりました。
8月にお台場で2回、今月25日の東京国際映画祭で1回と、試写会で3回観て
そして昨日の初日舞台挨拶で2回観て、既に5回鑑賞済み。
すげぇ〜な自分!でも、また観に行くもんね♪
何度観ても笑っちゃうし泣けてしまうー。
本当にラストの、廊下のシーンは何度観ても涙腺にくるし、
ガイドブックで星監督が好きだと言っていた赤紙の場面とか、
本音を暴露して、新たに無理難題を言われてそれに対して椿が叫んだ場面とかもぐっとくる。
欠伸のくだりで「くそっ・・・!」と悔しがるところのその表情と、
向坂さんとの掛け合いとかも凄い気に入っているし、
ネタバレしすぎるので後は自粛しますが、この2人のテンポよい掛け合いはどの場面も好きで
ぷっと吹き出してしまったり、声を上げてたり、手を叩いて笑ったりと
何度観ても飽きもせずに楽しませてもらってます。
言うまでも無く、名優役所広司の演技は素晴らしく、どの表情にも嘘がない。
その表情、演技に何度笑わせられたことか。ブラボー!!
対する吾郎は、別な意味でリアルだったなぁ〜と思います。
今までと勝手が違う検閲官への戸惑い、緊張、それが徐々に打ち解けて、
妙な友情じみた感情が芽生え・・・
役を自分のものにする、役に馴染むまでにわりと時間がかかってしまう吾郎さんにとって
順撮りというのは凄い良かったのではないかと。
上のような椿の感情の変化が、自然に表現できたんじゃないかな〜なんて。
特に最後の、色んな感情が入り混じった涙目の表情は、本当に素晴らしい!と思いました。
吾郎も何かで言ってましたけど、その前の役所さんの演技が素晴らしくて、
その思いが伝わってきたからこそ出来た演技だったとか。
本当に2人の気持ちが溢れたいい場面だな〜と思います。
そして、最後の最後のお辞儀にも涙。あぁこの後二度と・・・と思うと・・・(涙)
エンドロールの拘りも素晴らしいと思います。最後までこの映画の雰囲気を壊す事無く、
細部にまで気を使う星監督らしい趣向ですわ。
グッツ関連もイイ!
先に手ぬぐいはゲット済みだったので、今回はハンコとノートとクリアファイル
それから携帯ストラップを購入。ハンコが結構小さめ。付箋が売ってないのが残念。
ノート、いい仕事してまっせ!袋に入れっぱなしの方は是非最初と最後をご覧あれ。
ファミマではカレンダーも売っているんですよねー。凄く欲しい。レトロで素敵!
パンフもいいです。公式にもあったように、写真は少なめですが文字がいっぱい。
何度読んでもヨレないであろうってくらい、紙質分厚くてしっかりしてます(笑)


何度観てもイイ!と思える作品で本当に嬉しい。
素晴らしい脚本家、難しい作品に挑んだ勇気ある監督、素晴らしい共演者、
並々ならぬ情熱を持ったプロデューサーをはじめ、この映画に関わった全ての方々に感謝。
椿を吾郎に!と、選んでくれたことに感謝。
その期待を裏切る事無く、映画版椿を演じきって魅せてくれた吾郎に、感謝。